100年後の電気とそれを支える人材とは?

講演タイトル:100年後の電気とそれを支える人材とは?/What would like to leave to electrical engineers of next century?

要旨:先日、国の中長期エネルギー政策道筋を示す第5次基本計画が策定された。 電気 、特に発電に関わる内容として、今回の策定では 原子力や再生可能エネルギーの位置づけに変更が見られるも、2030年の電源構成目標に大きな変更がなかったことが報じられている。一方、需要側でも様々な取り組みが報じられており、 最近は 省エネに加え、蓄エネ、創エネと言った言葉が挙げられる 。これらを目にしていて気なることがある。将来的にエネルギー供給を支える人材の育成である。
日本の電力供給信頼度は世界一高いと言われ続けてきた。電気設備の開発・更新には何十年にもわたる時間がかかる。また、それを支える人材の育成にも時間がかかる。
昨今、グローバル人材の育成について論じられることが多いが、その要件についてはPE/FE試験で求められる専門知識の習得など 納得できるもの もあるが、これまでの経験を踏まえると 疑問に感じるものもある。 また、現在 電気の実験を通じて大学生に教える機会を得ているが、学生の意識はかえって短期的になってきていると感じることがある 。
以上を踏まえ、講演ではこれまで内外で得た知識や経験を紹介するともに、国の計画のさらに先を見据えた超長期的な電気の将来とそれを支える人材の育成について考える時間を設けてみたい 。

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