【実施報告】第332回関東技術cPDセミナー / 332nd CPD Seminar

【実施報告】

第332回関東技術CPDセミナー

参加者28名(PE会員25名、非会員3名)

 千葉工業大学の小田僚子教授を講師にお招きし「観測で迫る身近で複雑な都市気象の実態」というテーマでご講演いただきました。近年世間でも認知度が上がってきた暑さ指数や、大きな災害につながることもある局地的大雨などについて、影響因子や測定機器、観測手法などをご紹介いただきました。受講者の中で気象を専門分野とされている方は少なかったと思いますが、講演後には多くの質問が寄せられました。防災や安全管理、観測技術といった様々な分野とも関連のある内容でしたので、ご自身のお仕事へのヒントを見つけられた方も居られたのではないかと思います。お忙しい中、大変有意義なご講演を行っていただいた小田先生にこの場をお借りして御礼申し上げます。

【実施案内】

日時:2021年3月6日(土) 10:00~11:30

テーマ:観測で迫る身近で複雑な都市気象の実態

講師:千葉工業大学 創造工学部 都市環境工学科 小田僚子 教授

要旨:都市部ではヒートアイランド問題や局地的大雨といった都市大気環境問題が顕在化しています。これらを予測・解明するうえでは、地表面から上空数kmに至るまでの種々の気象要素の変動傾向を把握することが重要です。街区内の熱環境調査やレーダー・ライダーといった地上リモートセンシングを活用した大気乱流調査など、複雑な都市大気環境の実態を明らかにすべく取り組んできた直接的・間接的な観測事例を紹介します。

参加費:JSPE会員 1,000円、非会員 2,000円

CPD:1.5時間

形式:Web配信のみ