【実施報告】第316回神戸-東京鬼金CPDセミナー/316TH ONIKIN CPD SEMINAR

JSPEは米国プロジェクトマネジメント協会の登録教育事業者として、プロジェクトマネジメントに関するセミナー(鬼金セミナー)を開催しています。
本セミナーではA Guide to the Project Management Body of Knowledge(PMBOK® Guide) 6th Editionを教科書として、講師(PE and PMP®)が経験したプロジェクトマネジメント経験を講義します。セミナー参加者には、Professional Engineer(PE)に必要な継続学習時間(PDH)やProject Management Professional(PMP)®に必要な継続学習時間(PDU)が発行されます。

鬼金CPDセミナー
開催日程:2019/11/2 (土) 13:00-16:15
参加費 :3,000円(JSPE会員)、5,000円(非会員)
講師  :JSPE前会長 川村武也(PE, PMP®)
副講師 :(神戸会場)西久保東巧(PhD, PE, PMP®)
CPD&PDU:3PDHおよび3PDU or 3 Contact hoursを提供
提供PDU : 3.0 Hr (Leadership 1.0 Hr, Technical 1.0 Hr, Strategic 1.0 Hr)

講演題名:NSPE BERケースから倫理的プロジェクト実務を読み解く
英語タイトル:Ethical Project Practice appeared in NSPE BER Cases
講演概要:プロジェクトを円滑に遂行していく上で、様々な場面で生じるステークホルダ間の利益相反(Conflict of Interest)を倫理的に解決していくことは欠かせない。 PMBOK Guideの中にconflict management という用語が随所に現れているのもそのためである。
一方、米国NSPE(National Society of Professional Engineers)が毎年12件づつ公表している BER Case (Board of Ethical Review Case :倫理的行動の検討事例)には、米国のエンジニアが日々の実務の中で遭遇する様々な事例を倫理的にどう解決すべきかが具体的に解説されている。
本講では、最新のBER Caseの中からいくつかの事例を抽出し、NSPEの倫理規程だけでなくプロジェクトマネジメントを円滑に進めるという観点でも解説し、参加者との間で意見交換を行う。
多数の会員、非会員のお越しをお待ちしています。

本会場(東京):NATULUCK神田駅東口 大会議室(神田)
サテライト会場(神戸):兵庫県民会館(元町)
エンジニアズサロンで利用している神田Mixerと同じビルです
JR「神田駅」東口徒歩5分
JR総武線「新日本橋駅」8番出口徒歩2分
東京メトロ銀座線「三越前駅」A10出口徒歩3分

Web視聴も可能です。※Web視聴の場合、PDHのみ発行します。
(講師と対面形式でのセミナーにならず、PDUの発行要件を満たさないため)

【実施報告】

参加:<東京>16名(PE12名、PEN3名、非会員1名、講師含む) <神戸>11名(PE9名、PEN1名、非会員1名、副講師含む) 

11/2(土)に2019年度3回目の鬼金CPDセミナーを行いました。本講では、コンフリクトマネジメント、リスクマネジメントに関するCode of EthicsおよびPMBOK®Guideの知識を一挙に身に付けられることを目的とし、NSPE BER Caseへの倫理的な解決策をグループで討議しました。

グループ討議の一例として、自身が1人のエンジニアの立場として、品質が適合しない安価な部品を使用する場面に会った際に、どのように対応すべきかというものがあった。参加者の皆様は、自身がその場面にいることを想定し、真剣に議論されていました。アンケートのコメントにて、「貴重なEthics(倫理)に関するセミナーで良かった」、「BERケースは実際に起こり得る内容なので、扱ってもらって良かった」という内容を頂きました。

参加者の皆様、ご協力ありがとうございました。

  

東京会場の様子(左:講演の様子、右:グループワーク)

 

神戸会場の様子(グループワークの発表)

PMBOK® Guide 6th edition は、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute、Inc.)の登録商標です。

JSPE鬼金分会