【実施報告】第292回関東技術CPDセミナー/292nd Kanto Technical Seminar

【開催案内】

日時:2017年4月15日(土) 14:00-16:00
場所:東京飯田橋・NSRIホール
講師:産業技術総合研究所 環境管理研究部門 加茂徹殿

講演タイトル:低炭素で資源循環を目指した社会に必要とされるエンジニアリング技術
Engineering technology required for the society aiming to low-carbon and resource circulation

講演概要 :
地球温暖化は21世紀最大の課題であり、大幅な温暖化ガスの排出削減は先進工業国に課せられた義務である。また地殻に含まれる採掘可能な天然資源のなかで、いくつかの元素について有史以来人類は既に半分以上を採掘しており、資源の循環利用は持続可能な社会を維持するために不可欠な技術である。本講演では、金属やプラスチック等のリサイクルの現状と課題を説明すると共に、必要とされるエンジニアリング技術を解説する。

参加費:JSPE会員   1,500円  JSPE非会員 2,500円
2.0hのPDHを発行します。
終了後ワンコイン(500円)懇親会を予定しております。

【実施報告】

参加:18名(PE12名、PEN1名、FE2名、AF1名、他2名)+スタッフ2名

今年度第一回目の関東技術CPDセミナーとして、産総研の加茂氏より、リサイクル技術を中心としたご講演をいただきました。資源循環に関わる動向の背景についてご説明いただき、最近話題のCircular Economy (循環経済)についてもご紹介いただきました。リサイクルについてはプラスチック・電子機器・炭素繊維強化プラスチックについても述べられ、電子機器のリサイクルでは「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」についてもご紹介いただきました。非常に興味深い内容で、時間が足りず、後半は駆け足になってしまいましたが、もっと話を聞きたいという意見も多かったので、機会があればまたお願いしたいテーマだと思いました。


講演の様子

JSPE教育部会